
2020年は新型コロナで感染症に対しての意識が高くなっています。バックナンバーから役に立ちそうな記事をまとめました。参考になればありがとうございます♪
目次☟
- インフルエンザと予防接種
- 感染症対策
インフルエンザと予防接種
「風邪」の多くは、発症後の経過が緩やかで、発熱も軽度であり、くしゃみやのどの痛み、鼻水・鼻づまりなどの症状が主にみられます。
「インフルエンザ」は、高熱を伴って急激に発症し、全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れます。関節痛、筋肉痛、頭痛も現れます。また、インフルエンザは、肺炎や脳炎(インフルエンザ脳炎)などを合併して重症化することがあります。
◎予防接種はお早めに
毎年、お正月で人々が県外を行き来し終えると、途端にインフルエンザが流行る傾向にあります。人から人の感染を防ぐために秋口から始まる予防接種があります。予防接種すると約5ヶ月間は効果があると言われていますので、十~十一月に予防接種すると良いでしょう。
そして、特に高齢者や子供は抵抗力が弱く熱も下がりにくいので、できるだけ接種することをおススメします。
また、昨年も予防接種したからと言って今年も効果がある訳ではありません。
毎年インフルエンザは形を変えてきます。皆さんで予防接種してインフルエンザにかからないようにしましょう!
感染症対策
まずは、体調を整えて抵抗力をつけ、人混みを避ける、外出後は手洗い・うがいをする及びマスクを着用するなどウイルスに接触しないようにする事が重要です。
また、感染症を他者にうつさない為にはマスクを着用する事が効果的です。ただし、マスクはしっかりと鼻から顎までを覆い隙間が無いようにしましょう。
マスクがない場合、咳やくしゃみをそのまましたり、手で覆ってするのではなく、ティッシュやハンカチ等で鼻と口を覆いましょう。
菌の飛散や菌が手に付着し、その手で様々な場所に触れ、感染を拡大する事を防ぐ為です。また、ティッシュ等がない場合、上着の内側や袖の部分で抑えるのも有効です。
「あさがお」25年10月号・26年1月号・令和2年1月号から
※記事を書いた薬剤師さんは「くすりのエスエス堂」に勤務されています。