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5月16日付け熊日三面から「子どものスマホ依存」について解説します。
◎休校中の小中学生、勉強以外のネット使用が増加
休校中の小中学生を対象に熊日がネット使用時間に関するアンケートを行いました。
結果は80%以上が、休校中に勉強以外でのネットの使用が「増えている」と回答し、そのうち20%以上が1日「5時間以上使用している」と回答しました。
理由は、「友達とゲームをする」「やることがないのでなんとなく」「退屈だから」などが挙げられています。
SNSの急速な普及により、依存度が高まっている傾向があるようです。
保護者からは子供のスマホ依存を心配する声も多く寄せられているそうです。
◎ネットのやりすぎは依存症のリスクが高まる
専門家によると、「5時間以上のめりこむのは依存症のリスクが大きい。睡眠や食事、表情などの変化を見逃さないように」と注意を呼び掛けています。
スマホ依存は「集中力が低下」「落ち着きがなくなる」など問題も多く指摘されています。
また、WHOでは「ゲーム障害」が2018年に疾患(病気)として定義しています。現代はゲーム障害=スマホ依存に近いとされており、「自分ではコントロールできないくらいネットやゲームに時間を使っている」人は全体の2~3%といわれています。