
ご覧いただきありがとうございます。新聞屋店主の小出です♪今回は熊日社会面から「かんぽ不正熊本市夫婦被害の訴え」について解説します。
記事によると、かんぽ生命保険と日本郵便による保険不正販売に絡み、熊本県内で顧客のしらないうちに保険を利用した「契約者貸し付け」が繰り返された疑いのあることが26日分かりました。顧客は「身に覚えがない」としており、新たな不正の可能性があるようです。
- かんぽ不正販売とは?
- 詳細(契約者貸し付けとは)
- まとめ(保険について)
かんぽ不正販売とは?
かんぽ生命保険の不正販売 かんぽ生命保険が日本郵便に委託する保険販売で、旧契約を解約して新契約に加入する「乗り換え」をさせ、顧客に新旧の保険料を二重払いさせるなどしていた問題。2019年6月に発覚した。総務省と金融庁は、かんぽ生命と日本郵便に3月末までの新規販売の業務停止を命じた。
2020.03.27 熊日朝刊
※販売員が自分のノルマや会社の利益の為に、「顧客に不利益な契約」を行っていた問題です。不正とされる件数は約18万件にも上りました。
詳細(契約者貸し付けとは)
養老保険など積み立て型の生命保険で、積み立て型の生命保険で、積立額の一定割合を上限に、保険会社から貸し付けを受ける制度。
審査なしで保険を継続したまま借りられる。ただ、満期時に借り入れが残っていた場合は受け取る保険金から相殺される。
契約者が夫で被保険者が妻、受取人が子のような場合、制度を利用できるのは契約者の夫だけ。
2020.05.27 熊日朝刊
被害を訴えたのは熊本市の夫婦で、500万の満期保険を2口入り2009年に1000万円と配当金を受け取る予定でしたが、実際は551万円しか受け取れなかった。
昨年のかんぽ不正問題がきっかけで「私たちも騙されているのかも詳細な資料を請求しよう」という事でしたが、中身は身に覚えのない契約者貸し付け契約がありました。
夫婦は弁護士に相談し真相究明と責任追及を目指しています。
まとめ(保険について)
そもそもかんぽ生命に限らず保険全般にいえる事は「何かあったときに多額のお金がかかる」為に入るものと思います。
例えば「家が火事になった」「車で人身事故を起こし被害者に大けがを負わせた」など自力ではどうしようもない事が起きた場合に入ることが正しいと思います。
よく保険屋さんが「毎月〇〇円で積み立てを〇年すると将来お得です」「貯蓄型なので元本は保証されます」などのセールストークがありますが、これらの保険は基本的に「保険屋さんの利益になる」ためにあります。※個人的にはそういった保険には入る必要性はないと考えます。
昨年、私も元本保証の貯蓄型の保険を2つ解約しましたが、どちらも掛け金の9割程度しか戻ってきませんでした。
自分が悪いのですがろくに調べもせずなんとなく入ってしまったのでとても後悔しています。。
大事なのは、保険屋さんのセールストークではなく、自分で保険商品の仕組みを理解し納得して入る事ですね♪