あおり運転 厳罰化(Q&A)

◎あおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道路法が30日、施行されました。

罰則は最高(高速道路上で相手を停車させるなど著しい危険を生じさせた場合)で5年以下の懲役または、100万以下の罰金、免許は即取り消しで再取得できない欠格期間は最大3年。7月2日には危険運転の適用範囲を拡大した改正自動車運転処罰法も施行されます。

Q. 厳罰化の狙いは?

A. 2001年に飲酒運転による死傷事故への罰則を強化する危険運転致死傷罪を新設し、02年には道交法を改正して罰則や処分を重くしたところ、飲酒死亡事故は00年の1276件から19年は176件と大幅に減少しました。同様の抑止効果が期待されています。

Q. 誤って車間距離を詰めすぎた場合などでも、あおり運転になりますか?

A. 「他の車両の通行を妨害する目的」がなければ、あおり運転とはみなされません。ただし、道交法の他の条文が適用される可能性はあります。

Q. 被害にあった場合はどうすればいいですか?

A.  対抗策としてドライブレコーダーを搭載する人も増えているようです。警察庁は「サービスエリアやパーキングエリアなど交通事故にあわない場所に避難し、ためらうことなく110番してください」と呼び掛けています。

Q.  死傷事故につながった場合はどうすればいいですか?

A. 自動車運転処罰法の危険運転致死傷罪が適用される可能性があります。同法も7月2日に改正法が施行され、危険運転の対象に「走行中の車を妨害する目的で、前方で自分の車を停止させる行為」が加えられます。

さらに殺意があったどうかで、刑法の殺人罪に問われる可能性があります。