
今回は日常によく感じる「かゆみ」についてです。
かゆみの原因は、虫刺されやかゆみの素となる物質が皮膚に接触する外的な物、ひふの乾燥や体の病気で生じる内的な物があり、それによってかゆみを引き起こすヒスタミンという物質が作られることで「かゆみ」を感じるように成ります。
かゆみを感じたら、まずは掻かない事が大事です。
掻くことで皮膚が傷つき、バリア機能の低下、細菌の侵入、ヒスタミンの更なる生成とかゆみが増す悪循環に陥ります。かゆみを鎮めるために「冷やす」のは有効な手段です。流水や保冷剤で冷やしてみて下さい。
それと、冬のかゆみの大きな原因の「乾燥」に対して日常で出来る事を少し・・・皮膚のバリアに必要な皮脂を取り除き過ぎないよう、入浴時体を洗うのは湯船につかる前、ナイロンタオルを使わず「手」で洗うことをおすすめします。そして、入浴後の保湿は早目が効果的です。
かゆみが続く時には、体の内部に病気が潜んでいるかもしれません、病院を受診して見て下さい。
「あさがお」平成29年9月 ちょっといいお話