歯周病と糖尿病

今回は歯周病と糖尿病についてのお話しです。

歯周病は生活習慣病の一つで動脈硬化などの心臓疾患だけでなく糖尿病とも密接に関連しています。以前から歯周病は糖尿病の合併症の一つと言われてきましたが、最近では歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係もわかってきました。つまり、歯周病と糖尿病は、たがいに悪い影響を及ぼしあっているのです。歯周病菌は腫れた歯肉からたやすく血管内に侵入し全身をめぐります。血管に入った細菌は体の免疫力で死滅しますが、歯周病菌の死骸の持つ内毒素は残り、血糖値に悪影響を及ぼします。

毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し、歯周病を予防する事が全身の生活習慣病を予防することにつながります。

たかが歯周病と放置せず、半年に一度は歯科医を受診し、生活習慣も含め口腔内のケアを受けるようにしましょう。(日本臨床歯周病学会HP参照)

「あさがお」平成29.11月から

※記事を書いた薬剤師さんは「くすりのエスエス堂」に勤務されています。