
日経新聞は他の一般紙と違い経済を中心を主に取り扱っている新聞です。現役バリバリのビジネスマンをはじめ、これから就職される学生、新社会人に役に立つ情報満載です。読み慣れるまで少し時間がかかりますが、数カ月読むと自分の視野が広がる感覚がわかるようになり読むのが楽しくなります♪このページでは「日経」の全ての特徴をわかりやすく解説しています。ご覧いただき購読の参考になればありがたいです♪
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日本経済新聞とは?
まず「日経」がどのような新聞なのか?4つに分けて解説します。
①経済の視点で幅広い情報を提供する総合紙
日本経済新聞は「経済」を軸に、世の中の出来事を幅広く伝える総合紙です。経済ニュースはもちろん、政治・社会・文化など、様々な分野の出来事を「経済との関わり」という視点で編集しているのが大きな特色。1面トップ記事が他紙と違う事が多いのは、「経済への影響」という観点でニュースの価値を判断しているためです。つまり、日経に載る記事は「ビジネスパーソンが知っておくべきこと」であるともいえます。
②経済記者の人数は日本一
北海道から沖縄まで国内61本支社・支局を拠点に、約1300人の記者が取材をしています。経済記者の人数は日本一を誇り、自動車、電機、IT、通信、金融、小売り、食品など、多種多様な業界を網羅。質・量ともに群を抜く、日経ならではの経済情報を報道する原動力になっています。
③1日のべ200~300社の企業ニュースを掲載
日経の朝刊は1日のべ200~300の企業情報を掲載。日本経済の中核をなす大企業の詳しい情報を得られるうえ、一般的にはあまり知られていない中小・ベンチャー企業の情報も入手できます。仕事に就職活動に、投資に、様々な場面で貴重な情報源となります。
④37の海外拠点で24時間、経済をウォッチ
日経の情報網は日本国内にとどまりません。米国・欧州・アジアを中心に37も海外拠点を持ち、24時間体制で取材をしています。このグローバルネットワークにより、世界中の情報が迅速に届けられます。

日経を読む目的①企業情報が知りたい
▽大企業の戦略をはじめ、会社のすべてに迫る
日経の企業情報は情報の幅広さ、奥深さともに圧倒的。業界全体に影響を及ぼす大企業の動向は、背景や今後の展望も含め、詳しく解説しています。投資をしている方は企業の動きと株価の関係も要チェック。また、決算や人事・研修制度、新製品などの情報を得られます。

▽海外企業の情報が入手できる
欧米、アジアなど海外企業の情報が豊富なのも日経の強み。国境を越えて事業を広げる海外企業の戦略や最新動向を伝えます。特にIT(情報技術)分野で顕著な海外企業の先進的な取り組みは、自社の経営の次の一手を考える上で参考になります。

▽業界全体の動向や課題がつかめる
個別企業だけでなく、業界の動向をつかむことも大切。業界の共通課題は、いわば新たなビジネスの種です。自分の業界に限らず他業界の課題にも目を向け、その解決策を考えてみましょう。各業界の動向・課題を知ることは、投資先や就職・転職先を選ぶうえでも役立ちます。

日経を読む目的②マネーの情報が知りたい
▽世界の投資マネーの動きがつかめる
株価や為替など内外のマーケットの最新の動きを解説。背景や今後の見通しも詳しく紹介しています。発表データの意味がわからない人でも、記事をよく読めば、世界の投資マネーの動きを把握できます。「なぜこうなったのか?」「これからどうなるのか?」を意識をして読むうちに、少しずつマネーの動きを見通す力が養われます。

▽投資や資産運用に役立つ「金融のいま」がわかる
マネーグローバルが進み、金融とIT(情報技術)を組み合わせたフィンテックが台頭—-火曜から金曜に掲載する「金融経済面」はこうした金融をめぐる変化の波動を伝えています。内外の金融機関の動向に加えて、新商品・サービスの記事も充実しているので、資産運用や投資の情報源としても見逃せません!
▽マネー初心者でも基礎から知識が広がる
マネー初心者でも大丈夫。予備知識がなくても読め、基礎から学べる記事が数多くあります。「まずは入門書を読んでから」と言わず、わかりやすそうな記事を今すぐ読んでみましょう。日経を読み続けていくうちにマネー知識が広がります。

日経を読む目的③商品・マーケティング情報が知りたい
▽最新の消費トレンドがつかめる
最新のヒット商品・サービス、今後の消費トレンドなどを把握できます。情報誌感覚で気軽に読めるランキング記事もあり、日経ビギナーにもおすすめです。また、トレンドの背景や注目のキーワードも解説。これらに注目すれば、企画や販売をはじめ、さまざまな仕事に役に立ちます。

▽製造や流通・サービスで成功した事例がわかる
他社の成功事例は新商品・新規事業展開などのヒントになります。日経は多種多様な成功事例を紹介するだけでなく、その要因までしっかり分析。成功の決め手を知ることで、他の業界の事例を自分の業界に生かせるようになります。
▽マーケット動向を数字で正確に把握できる
新製品の販売動向などから消費トレンドを把握しマーケティングに生かすためには、その情報を”漠然と”ではなく”数字で正確に”把握することが不可欠です。多くのビジネスパーソンが日経に信頼を寄せているのも、数字やデータで裏付けられた正確な情報を常に発信しているから。日経の記事からマーケティングのヒントをつかむため、そこに出てくる数字にぜひ日ごろから着目しましょう。
・日経ならではのデータの裏付け
日経と一般雑誌やインターネット情報との最大の違いは、データの裏付けの有無。日経は単に「人気」「おすすめ」ではなく、どのくらいヒットしているのか、ターゲットはどんな層かなどを具体的な数字とともに伝えています。だからこそ、ビジネスの情報源として役に立つのです。

日経を読む目的④経済・ビジネスの動きを深く読み解きたい
▽日経独自の調査が読める
主要産業の景気予測や社長アンケートなど日経独自の調査により、景気の行方を把握できます。日本経済新聞ならではの取材力、長期間にわたり培われた各企業との信頼関係が、こうした独自調査を可能にしています。景気の先行きを見通すうえで、貴重な参考資料です。

▽経済データのポイントや背景がわかる
日経は景気の動向に関する各種データの記事を掲載するとともに、その意味や背景も詳しく解説します。そのため、データの読み方を知らなくても、記事を読めばポイントがつかめます。前回の数字と比べた増減や、他の景気データとの関連性にも注目しましょう。
▽ニュースに関する理解を深めて、ビジネスに生かす
「オピニオン」面は、今を読み解き、未来を見通すための論説を月~金の週5回掲載しています。おススメは日経6人のコメンテーターが書き下ろす「Deep Insight」。豊富な取材経験に裏打ちされた確かな文章で、ニュースを深く読み解き、ビジネスのヒントとなる視点を提供します。海外メディアとも協力し、英フィナンシャル・タイムズや英エコノミスト誌の和訳記事を掲載。グローバルな視点が得られます。

日経を読む目的⑤社会人にふさわしい教養を身に付けたい
▽文化やスポーツなどの経済・社会への影響がわかる
社会人はビジネス・経済以外にも幅広い知識・教養が求められます。文化・スポーツなどの分野についても最新の話題を把握しましょう。特に文化・スポーツニュースの経済・社会への影響に注目。この部分まで踏み込んで書かれているのが日経の大きな特徴です。

▽スポーツの新たな魅力を発見
人気解説者や一流スポーツ選手によるコラムも充実。独自視点で書かれたコラムでスポーツの新たな魅力を発見できます。同時に、物事を多角的にとらえる力や鋭い洞察力を養うこともできます。
▽雑談力UPに役立つ
日経はビジネス会話の話題探しにもぴったり。文化・芸術などの知識は、仕事相手との雑談にも使えます。特に、取引先や商談相手の趣味に関する話題は、日ごろからチェックしておきましょう。

仕事や生活の悩みを解決!若手ビジネスパーソン編
悩み①ビジネスで使われる言葉やニュースが難しくて。。。
▽興味を持てる記事を見つけてまずは最初の段落だけを読む
紙面をめくりながら、まずは見出しを読んでみましょう。興味を引く記事を見つけたら前文(リード)をチェック。前文がない記事は本文の最初の段落を読みましょう。ここだけでも記事の要点をつかめるので、「忙しくて読む時間がない」という人も試してください。
▽ニュースの解説記事やキーワードを押さえる
ニュースの意味や背景を解説してくれる記事や、キーワードを学べる朝刊3面の「きょうのことば」。これらをたよりに、1面トップなど重要ニュースのポイントをつかみましょう。意味や背景がわかると、ニュースについて理解が深まり、読むのが楽しくなります。


◎日経の朝刊を何分読んでいますか?:読者アンケートによると、日経の朝刊(平日)を読むのにかけている時間は平均28分。とはいえ、毎日これだけの時間を確保できなくても大丈夫です。実際、「15分未満で読む」という人が21.4%もいます。上記の読み方を覚えて、短時間でも要点をつかめるようにしましょう。出典:日本経済新聞社販売局2018年調査
悩み②早く一人前になるにはどうしたらいいでしょうか?
▽優れたビジネスの先輩の経験談に学ぶ
日経は優れたビジネスリーダーのインタビュー記事を多数掲載しています。日経の名物コラム「私の履歴書」もその一つ。若いこ頃の出会いや転機、苦労談、経験に基づく提言などを素直に語っています。「日経は後ろから読む」という人もいるくらい注目の連載です。
▽ニュースのつながりを知り仕事との関連を理解する
ニュースとニュースのつながりがわかるようになると、様々な企業・仕事との関連もわかるようになります。まず共通のキーワードを通して、個々のニュースとの関連を探してみましょう。より大きな経済・ビジネスの流れが見えてきます。


仕事や生活の悩みを解決!中堅ビジネスパーソン編
悩み①課題解決のヒントを学びたい
中堅社員に求められる能力の一つが課題解決力。日本経済新聞は、企業が実際に直面した問題にどのうように取り組み、どう解決していったかを伝えるインタビュー記事やルポ記事を数多く掲載しています。実践的な課題解決の方法を学びましょう。
悩み②マネジメントの最前線を知りたい
組織やチームをマネジメントする立場にある中堅ビジネスパーソン。人事・労務の知識やマネジメントのスキルはもちろん、環境経営やあらゆるモノがインターネットにつながるIoT関連、個人情報保護などマネジメントの最新トレンドを押さえておく必要があります。こうした情報を探しながら日経を読んでいると、役立つ記事がたくさん見つかるはずです。

悩み③的確な情報発信力を身に付けたい
的確情報を発信するには、裏付けとなる事実やデータが不可欠です。ここでも日経をぜひ活用しましょう。消費トレンドの背景にあるマクロの経済動向や家計動向の詳細なデータなどを記事の中から見つけておき、企画書やプレゼンテーション資料に盛り込みましょう。それだけで説得力や信頼度が高まります。
悩み④グローバルなビジネス感覚を磨きたい
現代のビジネスパーソンにとって、グローバルな視点は欠かせません。日頃から海外に目を向け、新しいトレンドやビジネスのヒントをつかみましょう。「この技術を日本に持ち込んだら?」「このサービスが日本に来たら国内にどんな影響をあたえるだろう?」など、日本への影響や接点を意識しながら読みましょう。

仕事や生活の悩みを解決!就活に生かしたい学生編
悩み①何から手をつければいいかわかりません
▽自分が知らなかった企業や仕事にも関心を広げる
世の中には、誰もが知る有名企業や脚光を浴びる仕事だけでなく、それほど知られていなくても魅力的な企業や仕事があります。日経の紙面に目を通すことで、それが見つかります。まず自分が好きなことに関連する業界の記事を読んでみましょう。それだけでもたくさんの企業や仕事があることに気づくはずです。
▽最新の就職事情や企業が求めている人材を知る
日経では最新の就職事情に関する記事や、先輩たちの就職活動体験談なども読めます。同世代の学生たちの動きや、企業が求めている人材像など理解し、就活に役立てましょう。学生時代に早くから日経を読み始めた就活生は内定率が高いという調査結果もあります。

悩み②面接で上手に自己アピールしたいのですが。。
▽「なぜ他社ではなく、その会社なのか」の問いに答えられるようにする
面接で必ず聞かれるのが「志望動機」。志望する会社と業界についてどれだけ調べ、考えてきたかが問われます。関連する記事に目を通し、業界全体のトレンドを把握。志望企業と同業他社との特色をつかみましょう。その上で「なぜその会社を志望するのか」について自分の言葉で語れるようになれば、興味・関心の高さや熱意をアピールできます。
▽「ビジネスパーソンの視点」を身に付ける
「最近気になったニュースはなんですか?」もよく聞かれる質問。問われているのは「ビジネスパーソンの視点」です。ビジネスには買う側の視点よりも売る側の視点が必要です。これは、世の中の出来事や経済記事を消費者の視点ではなく、ビジネスの視点で身に付ける習慣をつけることで養われます。

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まとめ
いかがでしたでしょうか?日経はビジネスの基本となる情報が豊富で様々な場面でもお役に立てます。とはいっても、初めて読む人は少し難しく感じるかもしれません。。私もそうでしたが、日経を数カ月読んでみると難しい言葉もある程度は理解できるようになり、すらすらと読めるようになります。ポイントは【毎日少しだけ読み継続】することです!最初は見出しを読むだけでもいいと思います。
私は仕事柄いろんな方とお話していますが、「日経」をきちんと読んでいる人は感覚的ですが、ビジネス能力が高い傾向があります。なので「周りと差を付ける」意味でも日経は役に立ち、価値ある人材になれると私は確信しています。
読みなれると、明らかに自分が持っている視野が広がります。そして読むのが楽しくなってくると思います、ぜひご覧いただいた皆さんには検討をしてもらいたいと思います。長々とお付き合いいただきありがとうございました。